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サモンナイト2 ベストアンサー 歴史の真実の奥の奥

 非人道だからと封印されたゲイル。じつはそれもねつ造された嘘。
軍事利用のための高い性能、という「召還術を越えた召還術」というフレーズこそが嘘の要の一。「召喚獣を越えたゲイル召喚獣」じゃない。プログラムを中央集権で管理する遠隔性こそが、プロテクト、アカウントアドミニストレーター、アンテナとコンソールの関係が肝。
嘘の要の二はエクスの見解。「ゲイル開発のせいで神様が怒ってリインバウムからカミサマがいなくなった、それを召還術全体のせいにされたくなかった。召還術士と町の人の関係を考慮して」「ゲイルを始めたからカミサマがいなくなった、だから反乱した」のでなく、「反乱が起きるように工作するために、ある人達にお願いされて、ゲイルがバラされカミサマがいなくなった」。
どんな人たちか。金の派閥の祖先、シルターン宮中女官家族会と遠隔領主会、領主会=鉱山主と取引している鉱物流通業界と原資の両替商。青の派閥、宗教勢力。

豊穣の天使アルミネが開発実験の結果用いられた、というのも間違いのはず。それまで捕虜として捕まえた悪魔を生体実験に用いていた、ということの延長で何かしらアルミネと軋轢があったのでないか。
ただアルミネの場合、戦後に被災地復興、環境改良に繋げることが出来るため、寧ろその物を兵器利用することを目指したものではない。それを欲しがるのは北国のデグレアやロレイラル。

強力な二重プロテクトをかけているとのことだが、その方向性は流通する武器の規制と、契約済みサモナイト石の派遣にあるのではないか。刀狩りの延長として、司法と警察の中枢から武器にセーフィティロックをリモートでかけられるようにしたいと見る。召喚師最強で戦時体制下で統治権を振るった軍事政治家だったとのこと。無用な武器拡散による争乱を収集させることを考えていたのでないか。戦力独占による反乱弾圧と圧政を考えていたようなものだが。サモナイト石の流通業者にも免許制の流通規制を考えていそうだ。

攻略本の護衛獣リストと、カルマルートの憑依、ハサハルートの縁日と縁組みの描写を見て。主人公は寧ろ北国側の人間ではないか。北国の北欧神話とドイツ民話が結び付いたのが、メルギトスとクレスメントだったと見る。そもそもレシィやバルレルの角笛や魔眼はバイキングに近い者達の風俗でないか。
シェイクスピアマクベスハムレットの価値観におけるよりましや霊媒師がクレスメントの前歴ではないか。ギリシア系の巫女や占術師は故人の霊による預言者だったと言われている。
「いやだぁー」って台詞が有名な先祖というのは、クレスメントをよりしろとしていた故人の霊の方ね。「追放された北国の方で迫害された」というのは元の土地に送り返されたのだけど、土着の権力者たちは天使や竜神の価値観に染まって宗旨換えしていた、ということ。結婚に厳しい、の宗教関係者同士の社格や合祀の都合から。クレスメントの先祖が目指していたのは盲目のテイレイシアスだろう。だから眼にこだわった。霊界から知識を得る都合上、北欧のミーミルの泉の柄杓である「ギャラルホルン」にも興味があった。だから角笛。クレスメントの先祖が契約したのがメルギトスだった都合上、バルレルルートではアイルランドのフォモールのバロールに近い姿の悪魔を友とする。ケルト神話のブレスのことでないかと思う。バロールは海を火の海に変え、嵐を起こしたという。その流れを組むブレスは魔公子の名にふさわしい。と思うが私も詳しいわけではない。第三の眼を持っていそうな本性だった。
マクベス霊媒師という都合上、水晶と縁が深く、タリスマンやアミュレットの縁からハサハ→サファイアのスフィア、が呼ばれるのだろう。
そもそもハサハは「人間になりたい」→人に成る→成人、大人になりたい、成長したいのである。決して人魚姫のようなルートではない、と見る。彼女のいう結婚でずっと一緒にいられる、とは縁組みのことだろう。つまり一緒のお墓に入る、合祀のことか。

さて、レイムとは何者か。バルレルがフォモールのブレフ、という答えに対して。北欧神話のフレスベルクのことだと回答する。第一の理由は、ラストで原罪の黒い風を撒き散らそうにしたから。世界中の風を起こす元凶がフレスベルクだと言われている。「くびり殺してあげますから」、も鶏の絞め方で捌き方である。自分も鳥である。また、ハサハに「こいつと一緒は嫌なのに」と言われている。ナーガとガルーダの関係に近いと見る。レイムのメルギトスという名の起源はドイツ文学からだろう。メメストル→まえうとう→マイスタア→マイスター。工房の親方のこと。鳥と親方でクラバートのことを示していると見る。
工房の親方、巨匠。フレスベルクという本性は別にして、それだけでは「戦闘は得意じゃない」という台詞を体現する、嘘つきにはならない。バルレルルートの裏切りの誘惑、の時の「アヴィスを使ってパートナーを刺し、自由になるとともに血識と魔力を奪え」や。、トライドラの領主リゴールの、「シャムロック、おまえの血を、肉を食いたいぞ」という台詞。そして、フィリップの「師範に過ぎない同窓が何故私よりも総帥に信頼される。」「総帥、何で私を認めてくれないのですか。」「何故誰も私を認めない」という台詞がメルギトスの本当の趣味を表している。「耳元で囁いたんですよ。貴方はこのまま終わるのは持ったいなさすぎます、とね」。「質は落ちますが」、のこの質とは功名心や名誉欲でないか。フィリップは同期との差に、他の召喚術師達の光にずっと反発を抱いていて、それをごっそり生け贄にされた。しかし、召喚師の本当の最高峰たちと一般の召喚師達の「運命を分岐できる選択肢のギャップ」は、つまりケルマの光やミニスの天性は→フィリップの狙う同期の比ではない。アメルが、もっとすごい天使や竜神にひがみを抱いたときの感情だろうし、クレスメント家の祖先がメルギトスと契約したときの、「より高みの召喚術師になるために」という気持ちもベクトルは同じだろう。アメル以上に運命に選ばれたものはジャンヌ・ダルクのようにナビゲーターとなる天使や神の声に導かれる。一方で「ただ平穏に暮らせればいいだけだったのに。」「何故こういう風になっているのか、理由が分かれば弱音なんか吐いたりしません」「この状況をどうにかしたいのに、どうすればいいか分からない。」と言っているように、アメルはナビゲーターに導かれるほどの聖人ではなかった。寄付金を村のためにとっているあたり、寧ろ性質は為政者、領主向きでありお姫様寄りだ。実はアメルは素に演出を加えているだけで、寧ろ自分を「要らない子」の側と見ていると思う。第二話の始めの出会いの時のこの台詞がサモンナイト1のフラットメンバー達の境遇のようなアメルのコンプレックスを示しているのでないか。そして、メルギトスに踊らされる被害者たちもそういう持たざるものが翻弄される状況への反発に漬け込まれるのだと思う。誰でもヒーロー、ジークフリートになりたいのでないか。
多分、そう言う羨望を反発に変え、コンプレックスをバネにする気持ちをクロサギするのがレイムの趣味。ぴったりの昔話がある。白雪姫。
「嘘つき」、この言葉をもっとも体現しているのがお伽噺の白雪姫の鏡だ。原作の白雪姫では、魔女は白雪姫を猟師に射させて捌き内臓を食べた。生きているのを知れば物売りに化けてコルセットの試着時に後ろから紐で絞めた。それで生き延びれば毒殺を図った。

因みに、第六話におけるデグレアの、相対している敵の大きさを知ったあとのアメルの意見は、多分ケイナよりもフォルテよりである。国際政治で、アメルを突きだして戦争を回避する結果に成るだろう、という性質の見解に共感している節がある。一方で「私の知らないところで何もかも決まっていってしまう」とは聖女が運命に翻弄されている、という意味でなく、フラットのような持たざるものが政治的強者の思惑に翻弄されているというニュアンスだともとれる。アメル、「要らない子」というレッテルと懸命に戦っている人だろう。
童話で言えば自分を変えようとする「醜いアヒルの子」。背中のアザを見られたがらないのも。捨てられる原因となる瑕疵、を見られたら、破滅するのでないかという、不安と隣り合わせだからかもしれない。
二十二話で「罪悪感」についてメルギトスに嘲られたとき、「自己批判は、自分で罰を下した気になって楽になっている、だけ?本当は、反省などしていない?」と愕然としていたのも。ひょっとしたら自分を捨てた、はぐれにした存在たち、召喚師達が後悔せず、罪を悔いて拾いに来ることがないと言う想像に直面したからかもしれない。
そういう風にしてみると第五話の小さな召喚師で、青の派閥を見に行ったりペンダントを一生懸命に探すミニスに「きっと怒って、もう許してくれないんだぁ」→「大丈夫。ミニスちゃんは一生懸命に探し続けているんだもの。ペンダントさんもきっとわかって許してくれる」と返していたのも、自分をペンダント、シルヴァーナの立場に投射していたからだろう。同じく五話冒頭で料理を用意して振る舞った際の感想への反応も。台所をしきっていて上手な料理を出す、上手に料理できるまで努力したのも。暖かい味だと言われて喜ぶのも。本来の身内や家族の愛情に不足を感じていることの裏返しなのだろう。第六話の湿原の昼寝にいくルートのアメルの、「何で守ってくれるのか」→「当たり前」→「全然当たり前じゃないです。普通の人は、危険だから面倒なこととは無関係でいようと突き放そうと反応します。あなた方には本当に助けてもらっている」という台詞も。そういうバックグラウンドからだろう。
そもそも、三話の埠頭で暗くなっている描写を見る限り。自分が狙われて不安なのでなく、自分が狙われたせいで病人や女子供までーと絶望していたことやー六話で母方の祖母をあげた辺り。レルム村で評判になったのはアメルの誘導もありきだったんだろう。あの時の猫。使い魔のように親しくしている動物とも心を通わせることで、順番待ちしている様々な場所からの旅人達の、いろんな場所の噂を収集して本来の身内を探す材料にしていたのでないか。

クレスメント家。元々はシルターン、朝廷宮司の縁者だったのではないか。昔いきなりシルターンに来た豪族であれば、サモナイト石について知らず、神様に拝むために霊界と取引してもおかしくない。メルギトスも、異国の霊界の神様程度の扱いだったから、いつかになぎたまに成ると思っていたのだろう。
家名は何か。タケミナカタ、ムナカタも考えたが、違った。恐らくは丹波の「浦島→うらしま→くれすめ」家。実在の人物がモデルという説から武内宿禰たけうちすくねではないか。wikiを見た限り、応神天皇を助けた蘇我氏の祖先らしい。
レイムは鳥。戦闘法と「あらゆる世界の覇者に成る」という望みからすると、白鳥伝説のヤマトタケルに準えたのだろう。

ヤマトタケル - Wikipedia

ヤマトタケル伝説:葛城に舞い降りた白鳥
逆に、「先祖は戦う気だった」ということから、ゲイルにしたときのアルミネの扱いは、フレイアから金星神。丑寅の方角の祟り神だったのだろう。恐ろしい鬼であり、式神。元々のサプレスに加えロレイラル。さらに見えないところで秘伝のシルターンが加わったミサイルだった。死後は帰ってこないようになっていたのだろう。式神がえしされたら世界に神罰をもたらしかねない。

ハサハのモデルは九頭竜信仰の清瀧権現に見えるが、あのニナギタマと。唯一度の奇跡で、夢の中で鬼→病魔を追い払うのは大物主の逸話である。

召喚兵器について。私の想像したクレスメントの起源からすると、寧ろ召喚兵器など要らない。召喚兵器をデグレアが求めたことを考えると。そして、デグレアが召喚術を否定し召喚術を取り締まるためにそれ以上の力を求めていたとすると。恐らくはロレイラルの機械化技術が鍵だ。レルム村を襲った奴等が高度な訓練を必要とする高度な連携を行い、一方で三話における副官二人の部隊の統率がそれほどでなかったことを考えると。劇中では不足した分を金で転ぶ傭兵で補ったと想像していたが。
恐らくはライルの遺跡以外のロレイラル研究である程度の機械兵士化が成功しているのでないか。サモンナイト4のゲックの経歴のように。そもそも、以降のルヴァイド戦と比べて第二話の兵士達は弱すぎだろう。さらに。二周目で気付いたが、「こんなにてこずるとは使えん連中だ」「ほう、こんなところに隠れていたか。女子供といえども容赦はせん」「手元が全く見えない奇妙な剣術」→サモンナイト1の十五話のカザミネの抜刀術の印象。そこから見ると、盗賊に雇われるような、シルターン系の浪人だったのでないか。何故思考共有していたと思うか。「あいつら自分でつけた火にまかれやがった。その隙に逃げられた。」という証言から、プログラム機械化した集団は予期せぬトラブルに弱い、ということを示していると見る。
恐らくだけど。クレスメントの一族はシルターンの守護者や親族と繋がりを保っていたんだろう。そして、リインバウムにいてなお母国とある程度の情報交換も保っていたんだろう。ロレイラルの反主流派ライル一族が放浪していることを知って、拾い援助した。自分達の祖先も放浪で苦労した経緯から対等の友人として付き合った。しかし、「ライルの一族が持っていた技術目当てだったとしても」という発言は間違っていると見る。寧ろ技術情報が一般、特に召喚術の力に怯えている組織に渡ることを防ぐために付き合っていたのではないか。多分、漫画のピースメーカーのクリムゾンエクゼキューターとは違う形の武器流通規制を考えていたのではないか。ライルの一族以外にも機械兵士技術者がいて、パトロンのもと機械兵士を研究、実用化しようとしても。それ以上の召喚兵器があれば魅力は落ちるし、召喚兵器をカードとしてちらつかせるだけで意気を挫くことが出来る、停戦交渉などの抑止力にも成る。
ただし本来の用途は豪族古墳の埴輪や土偶であり。中華系の陵の式神である。メルギトスと戦う際にメルギトスの悪魔を使うのは、シルターンの陰陽師同士で相手の式神式神返しする発想からだろう。門を作ったんだから、霊界との門をお化けを見張る門番にやらせるために、懐柔も詐欺も効かない、自己修復する耐用年数の無い見張りが必要だった。
また、サモンナイト1のカノンのような半人が、人外の力を、限界無くかつ取り込まれずに用いるために外部からの強化が有用だった。

アメルの特性、再考。
まず、アメルの能力の方式とは、「まず相手の精神に触れ、内側から精神を癒す。そしてそれが相手の肉体にも影響し相手の肉体を健康な状態へ変化させる」ものである。後に出てくる「ストラ」が、術者の気を他の生命に送ることで、その気を受けた肉体が、その自然治癒能力を促成させて治療されるものとは異なる。
アメルの場合は。こちらの術者の霊魂→こちらからあちらへ霊能力(チャクラ?)をパスする→あちらの患者の霊魂→あちらの患者の肉体を治癒、変化させる。というフローチャートを経る。
ストラの場合はこちらの術者の肉体→こちらからあちらへ生命力をパスする→こちらの生命力を相手の生命力へ継ぎ足す→あちらの肉体を治癒するというフローチャートに成る。
スピリチュアル・ヒーリングと気功治療との違い

http://homepage2.nifty.com/sph/pdf/6s1.PDF
にあるが、アメルの場合は霊魂と肉体の二分論ありきであり、相手の精神にチャネリングした上でのヨーガ系瞑想による変化、復元に近い、と見る。アメルが霊能力者でありスピリチュアルヒーラーであるということであり、一神教ジャンヌ・ダルクとは異なる、と見る。ヒーリングでも有力なヨーガがインド系であることを考えると、アメルの起源はインド神話の天人、ガンダルヴァと対をなす「アプサラス」であると考えるべきだろう。天人を、戦争に関わると見るならワルキューレのモチーフとなり。その筆頭の一人はフレイアである。フレイアは金星の神であり、アプロディーテと相関性を見られる豊穣神である。ゆえ、リインバウムにおいてアルミネは豊穣の天使と呼ばれるのだろう。アプサラスワルキューレや天使同様に人間の魂を天界に送り届けると言われる一方で。アプサラスは一柱しかいない豊穣神達よりは数がいて、インド神話において人間の男性と結ばれることもあるとされている。レイムに対し「これまでできていたのだから、あなたも人間としてこの世界で生きていけば」といっているのはそういうバックグラウンドからだろう。インド神話の悪魔ディーヴァや、中東のジンは。ソロモンや一神教の悪魔よりは悪神として対話の余地を見られる、宗教観なんだろうか。そういう風に見ると、主人公の護衛獣のレシィルートは半獣半神の楽神である、パーンに似たインド神話ガンダルヴァをパートナーにするルートだととれる。多分、本来はアメルの護衛獣こそがガンダルヴァであるべきなんだろうが、クレスメント家の繋がりで主人公の護衛獣となるんだろう。