夜は応えず 整理、M&Aと焼畑商業危機 それと作品世界観理解 反乱用の備蓄武器の世代問題と連帯 

 

ダッドレイ、獣人などを集めつつレンスバーグを運営(フォルモア寄り)

ロスローズ、亜人筋として生きつつ経営。クェンティンに顔向けできる、というダッドレイの言葉より、二人は上下関係だったのだろう。多分、クェンティンは秘書官寄り。バロメロオのグリエデみたい。キュラソーや次官補佐のペイロースに近い。恐らくはクンスツ。ロワールのグセノンでないだろう。

単に、機関部品だけを特許、設計、開発、生産するつもりで予算取得

画期的な技術革新の見込みを知った流通小売り、在庫を抱えるものが敵対行為。小規模企業向け金融と行商人忍者に預託し、

商工会の、レンスバーグ周辺の小規模生産業へ干渉、圧力を連盟でかけさせる。(新郎が新婦との間にガユスを挟ませたのは仲人のことを示した。)機関部品だけでは勝負できない。と盾にとり、妥協をしないと他の部品生産業が採用しない、と。

ダッドレイ、利益供与要求圧力をのみかける。

圧力をかける一部が裏切りか。トゥーリへ尻尾をふってショーゲルを呼び込む。ショーゲル内部でも苛烈な生存競争がある。

トゥーリが、夢を叶えるためにダッドレイを掌握。「敵に屈しちゃダメです。そんなことで夢を諦めるなんて勿体無い。資金ならうちが融通させていただきます。ロスローズと一緒に夢を追わせてください、とホワイトナイトを提案」。商工会金融によらない新たな資金関係を生む。

トゥーリとロスローズの婚姻と商会吸収合併は別なのに一緒の次元にする。

ロスローズによる、中規模工業を大規模商業が子会社化する吸収合併への危機感。さらには地域全体の産業をショーゲルに握られる、撤退時の産業空洞化の危機感。

トゥーリは内部の護衛がロスローズ派のサヴィーニの実力を疎む。自分達がリストラされかねない。サヴィーニに不祥事疑惑をかけ、上司に吹き込む。あいつは獣人だ。さらにロスローズと内縁だ、と。トゥーリが圧力を。

トゥーリの失策。ダッドレイはサヴィーニ以外にも獣人を集め、保護。獣人全体の警戒を呼び、保身に走るものの手によりサヴィーニは暴発させられた。

 とにかく逃走中にロスローズは状況整理に勤める。サヴィーニの案を事後承諾ながら応援したのも、クラウンジュエルとジューイッシュデンティストのM&A防衛策に出たかったから。また、サヴィーニの

「もうすぐ二人は三人になる」

という台詞を聞いて、買収側と被買収側の二者に、片方以上から独立した第三者を用意した三者の形に持ち込む。プランを閃く。元々バグランテ辺りが、サヴィーニを、ジオルグのように事務所に誘う形で、独立した警備会社設立を考えていた。ロスローズは獣人をトップにした警備会社を軸に、レンスバーグ防衛のためのパックマンディフェンスを展開するつもりになる。ホワイトナイトにキャスティングボードを握らせたり黄金株を渡したり。単純な捕食から脱却する企画を閃き、主人公たちに潰された。

結果、商工会では大手流通が小規模流通、行商をドミナント戦略で掌握。工業界では資金面の圧迫をかわされすべて自社一括生産を可能にされリストラされた異業種工場主が買い叩かれていく。敵対した後、強いものに騎士がついてしまった計算違いだった。いや、サヴィーニを逃がして彼女をホワイトナイトにすることができなくなったためだ。サヴィーニにそんなプランはないだろうけど。

→ショーゲルによる強力な製販同盟はシャッター通りを産み出し、場合によっては焼畑商業に手を出され、地域の産業構造を独裁するようになる。それは消費者側の買い物難民も生むだろう。また、作中の世界観で存在する零細巡回商人、行商人も打撃を受ける。ショーゲルの策略次第で、レンスバーグはショーゲルのストアブランドメーカーに落ちる。ナショナルブランドの夢から遠ざかり、長期的には成長は難しくなっていく。地域全体を製販同盟としてショーゲルに牛耳られると、利害に齟齬が生まれても役員会議で抗議できなくなる。さらに言えば両者の労働組合と行商人は存亡の危機にたっており、ショーゲルに牛耳られた地域産業界では、レンスバーグが独立しようとかしても潰される。トゥーリはドゥーチェッタのような独裁者、なりたくなかった大人への道を覇者として歩んでいる。まさに人食い竜だ。ダッドレイは懐柔された時点で、彼の敗者達と同じ鎌を首に当てられた、と見る。ダッドレイへの嫌がらせの中で反乱に加わった約三十人、ってむしろ少ない。

 

巡回商人をしている、忍者の草も副業で稼げなくなる。只でさえ反乱用の武器備蓄が世代遅れになっており。また蘭宗会やアジア内でのハオルのように、自分が食い積めて足並みを乱したり勢力を食い物にする輩が出てきている。囚人のジレンマに陥っているものを。0.5の豚王オプチョムのように、その世代の連帯は成立しても、その後継者や縁者により破壊される。連帯のなかで食い積めるものを如何に支援し、如何に相互で株を握り会うかが大事。デピュイの友はASEANのような、連帯における国営企業の海外証券支部の人間だったのだろう。相互に株を握り合う集団で、一ヶ所が倒れて不払いが起きると、他の内部での支払いも滞る。糸が解れていくように。パドリエ騎士団の会計士のような責任問題も生まれてくる。

 

焼畑商業

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%84%BC%E7%95%91%E5%95%86%E6%A5%AD

シャッター通り

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC%E9%80%9A%E3%82%8A

M&A

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/M%26A#.E3.83.9E.E3.83.8D.E3.82.B8.E3.83.A1.E3.83.B3.E3.83.88.E3.83.BB.E3.83.90.E3.82.A4.E3.82.A2.E3.82.A6.E3.83.88 

 パックマン⚫ディフェンス

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B9

黄金株

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%84%E9%87%91%E6%A0%AA

ホワイトナイトのキャスティングボード

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%88

 

製販同盟

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%BD%E8%B2%A9%E5%90%8C%E7%9B%9F

プライベートブランド

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89

ストアブランド

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89

ショッピングセンター

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC