されど罪人は竜と踊る ベギンレイムの尻尾 傀儡師ギルフォイルの正体→ されど罪人は竜と踊る六巻青嵐をどうぞ。

 されど罪人は竜と踊る ガガガ文庫八巻で傀儡師ギルフォイルが黒幕とされていた。もうちょっと深い、いや短編の根幹を握る情報だと見る。

「心を操るもの、傀儡の支配者」→それは政治屋。「あなたは本当に察しが悪いですね。まだわからないのですか。」「論理に破綻と飛躍がありますが及第点」→八巻でヤークトーが言っていたことに相関しすぎていた。なにも言っていないのに「少女を手放せ」と忠告してきたのは彼だ。「弛緩しきった肥満体でわざと侮られる。」→非力で腕力の無い老人の姿もまた擬態。ならばー短編集の二巻目されど罪人は竜と踊る六巻青嵐で、教会に勤め、一回ランゴルキンの誘いを断った上で助けられたのも計算。助けがいるピンチを情報屋に流したのすらヤークトーの関係者。

短編集の十三巻、黄金と泥の畔の鬼斬りキクチや十三巻、覇者に捧ぐ禍歌の巡回商人スラー、そしてー十三巻、朱の誓約の三大組織の一つ、ノイエ党党首?処刑教授メレギエであるのだろう。七巻、旅中におけるあの店主ですらその擬態。青嵐で、彼が「部下がついてこない。私のために命を懸けられますか」と言っているのは、政治組織の長に対するように、という意味だろう。七巻の店主のぼったくり料金も含めると。恐らくは諜報活動に長けた、極東起源の人間。恐らくは忍。何故極東出身でぼったくり料金か。極東と西洋の間にある関税による料金差を反映した価格設定にしていたからだろう。ベギンレイムの尻尾への関与を見ると、くの一も使う。そしてー咒式士最高諮問法院の技術こそやつらの戦力。思考共有して、周囲を完全包囲し、ベギンレイムのように百以上の傀儡を用い、距離を保った上で、中級とはいえ多重展開する咒式を一斉に放てる忍の軍団なんて凄い。個人が恐れる最たるものである。が、スラーのように恐らく竜にはまだ届かない。スラーは、数十人の咒式士を雇っても届かないと聞いて硬直していたから、同じ数の極東の忍を想像してまだ届かない竜は想定外だったのだろう。うん、極東では大陸ほど竜の被害は出ないらしい。が、旗本衆としてはうってつけの能力である。下忍の目標は侍で政治参謀である旗本らしい。

 

実在のモデルが誰かと言う話になると、柳生の人物と見る。ヤークトーの本名もまたキュラソー甲賀久蔵なのだろう。ヤークトー→クヤートー→キユートー→キューソー→キュラソー。また、ヤークー→ヤ、ギュー→柳生。

柳生で、そら、のつく人物。

おそらく列堂義仙。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%88%97%E5%A0%82%E7%BE%A9%E4%BB%99。幼名を六丸と言ったそうで、仏道の大徳寺に出家した。柳生の菩提寺の開基らしい。

→それがモデルとなったのが子連れ狼の敵役。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%B3%E7%94%9F%E7%83%88%E5%A0%82 

小天使を求めていたが、幼い頃から教育して擁立できる人物を求めていたのかもしれない。公方、徳川綱吉から爺と親しまれている。江戸幕府総目付、幕府刺客人、幕府探索人の総帥。

子連れ狼の地位がこのキャラは欲しいのだと見る。そういう点でモルディーンは羨ましい存在だろう。