されど罪人は竜と踊る アザルリのバール⚫モート。推理

バール⚫モート。名前だけならウガリッド神話のアナト、バールとモトの関係者に因む咒式である。

しかし、むしろ伝承系だと思う。理解の補助は、クラインの壺以上に迷路の抜け方。壁に手をついて歩き続けると、いつかは迷路の入り口と出口を交差する。中空、吹き抜けで独立した出口でなければ。

千夜一夜物語の魔神の壺の話も近い。が、まがつ式やアンヘリオを見ているとそれは普通に行われているみたいである。

恐らく、老化咒式と同様伝承系。竹取り物語の、幼き月姫の入った光る竹筒。瑠璃色→光る竹の色。理解としては茶筒。クラインの壺のように捻って接着した二次元情報の紙をシールとして茶筒の内側に張り、捻られた裏表の交差したところを越えてから筒を抜く。すると裏側になったシールが現れる。

足利将軍が一休に出した難題にも近い。足利義光屏風絵の中の虎を退治しろ、と言ったときに必要な咒式である。世界の敵の僧正はできるのか。

または石猿、孫悟空の登場する西遊記の、金角銀角の瓢箪だろう。紅瓢べにひさごとして有名だが、詳しくは銀角のものが紫金紅ひさご。金角のものが羊脂玉洗瓶と呼ぶらしい。http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q104538310 のリンクに出ていた。

 

ただ、カンザールの大穴事件はあの射程範囲をどうすればいいのかというのが引っかけになる。一分一瞬にあの咒式を一回発動して実現したというのは嘘でないか。

恐らく、街の住人に気付かれないように街の地下に、時間を掛けて大穴を掘ったんだろう。手段は問わず、忍の大軍団を使っても異貌のものをつかってもいい。頭を使うのは、初めの作業。始めにマンホールの蓋のようなもので街の重量を支えておく必要がある。マンホールの蓋のような形の、包帯のザルであろう。マンホールは普通の円形の他に、膨らんだ三角形などもあるかもしれないhttp://www.bing.com/images/search?q=%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%80%80%E5%BD%A2&go=%E9%80%81%E4%BF%A1&qs=n&form=QBIR&pq=%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB+%E5%BD%A2&sc=4-7&sp=-1&sk=#view=detail&id=B60BFD55AF70D8DCED02A915F4F42C644D230DBB&selectedIndex=1

蓋で支えられるようになったら、十分な量穴を掘って、タイミングを見計らって咒式を使う。アザルリは普段柱を上下と裏表ひっくり返す、180度の後ろ前を得意にしている。しかし、二十二年前の回想のように指で回す動作で咒式を使うこともできる。百八十度半円に回すだけでなく、九十度の倒立や急傾斜も可能なはずだ。ようは、マンホールのような形にした床の蓋をダストシュートの蓋のように回したのだろう。

忍術としてはhttps://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%A7%E3%82%93%E8%BF%94%E3%81%97 にあるどんでん返しが近い。または忍者屋敷の隠し扉。強盗返しhttps://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B7%E7%9B%97%E8%BF%94

http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/49212/m0u/

http://www.bing.com/images/search?q=%e5%bc%b7%e7%9b%97%e8%bf%94%e3%81%97%e3%80%80&FORM=HDRSC2#view=detail&id=9EC9ACCA0EA6CEFECD22C89D08B9E43761AA55E7&selectedIndex=0

に近い手法だ。マンホールの蓋の上に立っているときにいきなり蓋が急傾斜したら転げ落ちることになるだろう。円を中心から複数個分割した、円錐の集まりでできたマンホールがいきなり落とし穴になる感覚だ。

バール⚫モートの咒式が本来屏風に使うものだとすればパレットタイムhttps://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0のような視座で考えるとよい。杖を支柱の上に立てて、レバーのようにぐるぐる動かしてみる気分。