され竜 十五巻十六巻 アラヤ王女の危険性の伏線について

 アザルリ解放に関わる秘密を持つアラヤ王女。はっきり言ってヨーカーンへの他の翼将の非難はまだ甘い。まず、モルディーン達はアザルリを勝手に野放しにされた被害者であること。

さらに、アラヤ王女が解放できたのがアザルリだけだと判断できる保証はどこにもないこと。アラヤ王女に本性を偽られていた場合、ハオル王家残党の転戦生活先における封印が、破って回られている可能性すらある。

もしアラヤ王女が有償で各地の封印破り、万能鍵商売を営んでいたとすれば他にも厄介なものが野放しにされた懸念がある。十六巻で現れるまでにヨーカーンが何をしていたか不明なことも含め、モルディーンとキュラソーは、ヨーカーンにアラヤ王女の訪問先の封印と内容物の確認を調査、レポートさせるべきである。ヨーカーンの封印が破れるということはそれ以前のエレミアの書の封印も破れるということ。あの中で自由になりたい異貌のものは多いだろう。人類のためにヨーカーンに調査行脚をさせるべきである。アンヘリオ同様に家にエレミアの書が伝わっているケースすら想定される。

アラヤ王女が運命に翻弄されただけであれば杞憂だが、危険度は割りと高かった。

ハオル王家って、尾張、織田家がモチーフだろうか。