ムシウタ三巻

シリーズ本編の中で私は一番気に入っている作品で、かつ初季視点で戦闘をいなしていくストーリー。初季の特徴は空を飛ぶ能力と虫の体、と言われていますが、もうちょっとあると見ています。特殊能力を持ったメインキャラの活躍をみたい場合は、七巻や十巻、十二巻、十四巻をお薦めします。特に十四巻は三巻で出た場所と被ります。

三人それぞれ目的がありますが、この巻の性格を決めているのはディスクでしょう。

さて、初季がたてた作戦はどうだったのか。

初季自身の利害で言えば特環を不利にすること。本当に連絡を取り合っていたかはともかく、詩歌のゴールで、むしばねに詩歌を回収させること。

普通にやっても今度は無傷の東中央に詩歌をとられて、自分は最悪かっこうに消されるだけ。

そこで海老名優を拾ったことが生きてきます。

まずむしばねに、東中央と衝突せずに詩歌を回収することを目指すように伝えます。次に、ディスクの価値をぼかして、東中央の眼を引くようにむしばねに優を付け狙わせます。別に優はむしばねの味方じゃない。むしばねに狙われている人物を、管轄内でかっこうが援護に向かうのはあり得ない話でもない。初季自身が東中央に優の救助を求めても信用されないだろうが、東中央の敵を動かして誘導することは可能なはず。

かっこうと東中央の主力が、海老名優を挟んで、むしばねの追跡部隊と中央本部に向きあっている隙に、むしばねと詩歌の合流を果たしてもらえばいい。むしばねが優を追跡出来るかどうかは微妙だけど、初季から優に発信器か虫を仕込むことは比較的容易なはず。

 

 

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訂正後

シリーズ本編の中で私は一番気に入っている作品で、かつ初季視点で戦闘をいなしていくストーリー。初季の特徴は空を飛ぶ能力と虫の体、と言われていますが、もうちょっとあると見ています。特殊能力を持ったメインキャラの活躍をみたい場合は、七巻や十巻、十二巻、十四巻をお薦めします。特に十四巻は三巻で出た場所と被ります。

三人それぞれ目的がありますが、この巻の性格を決めているのはディスクでしょう。

さて、初季がたてた作戦はどうだったのか。

初季自身の利害で言えば特環を不利にすること。

ふゆほたるに自分の目的を任せた上で、優を使います。むしばねにはディスクの価値をぼかして、東中央の眼を引くようにむしばねに優を付け狙わせます。別に優はむしばねの味方じゃない。むしばねに狙われている人物を、管轄内でかっこうが援護に向かうのはあり得ない話でもない。むしばねに自分が狙われていそうだと、優の眼鏡で優に変装して「東中央に」救助を求めればいい。東中央の防護線も、むしばねを想定してのものだとすれば、妥当ではある。初季自身が東中央に優の救助を求めても信用されないだろうが、東中央の敵を動かして、その情報を伝えることで誘導することは可能なはず。そして合流した優からかっこうへディスクを渡してもらえばいい。

つまり、かっこうと東中央の主力が、海老名優を挟んで、むしばねの追跡部隊と中央本部に向きあっている隙に。詩歌の目的を果たしてもらう。優を中央と東中央向けのミスリードに使うと言うこと。なるべく桜架市内でむしばねと東中央の拮抗をしてもらうために、初季は中央本部の大軍を足留めするなんて無茶をしたのだろう。むしばねが作戦を全うし撤退できる環境を守るために。

むしばねが優を追跡出来るかどうかは微妙だけど、初季から優に発信器か虫を仕込むことは比較的容易なはず。

と推理を組み立てるのですけどー初季の作戦は三つの要素によって崩れます。

一つはむしばねの意外な保守体質。情報を受け取っても、自分達にメリットと勝算がある辺りしか動きません。見捨てます。

もう一つは、むしばね、東中央、中央本部間でそれぞれ内通者がいて、本来知らないはずの情報を元に漁夫の利を得ようとしてくること。何で優の名前をC以外が知ってたの?それに、ディスクが最優先のはずなのに紙袋に対する注意はあの時無かった。

最後に、一番大きな想定外の要素はーそれは読んでみてください。