消去したレビュー

キャスティングー配役ミスというものはしばしば混沌につながります。人から見た自分のイメージはどう言うものなのか。セピアの人物像はどうなのかと言う話です。萌々にとってのセピアは「面倒くさがり屋だけど中途半端なことが大嫌い」「自分との友情を大切にして進学先を一緒にするくらい」な奴。
また「センセまでその呼び方するんですね。とはセピアさんという呼び名がー「セピアさん→センピアピ→せん、ぱ、い→先輩」と聞こえるからだろう。年上扱いされると、留年しているみたいに感じるのか?

今作で出てくる佐藤洋子、関連するオカルトは黒い目の子供たち。BEKs。蘇生者の堀崎梓やロキの瞳が黒いこともそれが由来か。恐らくはCが人を操る力もそれに由来する。
なお、ディオレストイ、ディオレストイ言われていますが各種実験はシーアゲハを通して行われていることをお忘れなく。実験中の制御はシーアゲハ〉ディオレストイであるはずですけど、何らかの出来事で力関係が逆転したら?鯱人がディオレストイとシーアゲハを間違えて叩いてしまうとか、白樫初樹がディオレストイをレベルアップさせてしまうとかが無いように祈りましょう。
また、愛理衣が五郎丸橙子くらいに扱き下ろされてグレたら、ルシフェラみたいに育つかも、って想像も面白いです。ただそう考えるとルシフェラや田中萌々やビリビリ、ゴーグルに仕込まれたまいまい、あさぎが集まってしまうと「同種の虫同士による混線」が起きてしまうかも。そしたら、十巻の虫抜きで、とある科学の超電磁砲の木山春生の幻想御手みたいな現象が起きてしまうかもしれません。そして、「型」の違う力がどこかで作用したとしたら?「混ぜるな危険」、は分離型特殊型同化型の合成のことかもしれません。変圧器で対応できるのでしょうか?墓守の中に入っているのはディオレストイでなくシーアゲハかもしれませんよ?
「vs」仕立ての章組が多いのもこの巻の特徴です。
狗子とアンネリーゼ、好戦的な二人が全力で衝突したらどうなるのか。
そして、ふゆほたるの物質崩壊能力を、とある魔術の禁書目録のキャラ、シェリー・クロムウェルが魔術で代用するためにはどうすればよいのか。色々想像してみてください。高いところを羽ばたくゴーレムってペイントラッカー撒くのに便利ですよね。
六巻のビーストの話をリアルに構成しようとするのって結構無理がありますよね。ヒロインの妹は姉と間違えられるそうですし。
ー居場所って本当に大切ですよ?

「昔あるところに強力な能力者を擁した組織がありました。組織はその能力者を増やせばもっと強力な力が手に入ると考え、その人物のクローンを作りました。しかしその哀れな子羊たちはオリジナルの数パーセントに満たない能力しか受け継がなかったのです。」

六巻のあさぎー師子堂戌子と田中萌々の関係はどういうものなのでしょう。姉妹なのかもしれません。土御門舞夏とラストオーダーの関係も恐らくーそうでしょう。クローンを姉の代わりに実験体にするのってどう思いますか。大食いだったら、「あんな美味しそうな夢を持った子が二人もいるわけないもの」というでしょうけど、「こんなひどいことする人間はみんな死んでしまえ」「私と大助以外の人間なんてみんな死んでしまえ」なんてシリアスな夢を持っている子達が赤の他人だなんて思えません。

師弟関係というものをどう思われますか。師匠と弟子の二者ならともかく、孫弟子まで入ってくると、お互いそうと認識しないまま殺し会うケースも無くはないと考えます。ムシウタでいうなら高鍬みのり→鬼道ツカサ→五十里野きらりという関係を思い浮かべます。
とある魔術の禁書目録ならば想像になるが杉谷→(手塩恵未)木山春海→枝先絆理、といった関係になるのでないでしょうか。
高鍬みのりが、本来の教官役に思えます。
鬼道ツカサ、本当は教官にスカウトされて特環に入り、訓練を積む。しかし研究の被験者となり脱走。記憶を無くし、自分で捏造した経歴を本物と思い込んで在野の虫憑きとして活動していたのではないでしょうか。そして赤瀬川七那との交流を経て優しい魔法使い、虫憑きでありながら自分とはことなる存在である一般人を救って回る稀有な存在として余生を送り、死んだ。そう考えるとディオレストイに通じる能力と研磨を重ねた無駄の無い戦いぶりも、無理なく考えられる。墓守と面識があるように考えられる。
これ、教官の方には弟子の素性が分かるってことだよね。

そしてーこの変電所の事件。元々は事故だったのではないだろうか。「ど、同化型」って発言記録一つを調べに来たということだが。
ビリビリやあしまきと同じなのではないか。あしまきの呂律の悪さと、ビリビリの言語障害と同じ。多分「で、電撃だ」と言おうとしたのでないか。「感電した」だとちょっと語呂が合わない。ビリビリの「ビリ」は、「はい」と同じ意味で使われることがあった。

恐らくだが、Cの事故に用いられた電力が最新式の地中発電所で作られたもので、実験中のミスで発電元に逆流、施設が破壊されてしまったのではないだろうか。で、それを特環の協力者やスポンサーが隠そうとした。コアトルホッドのマークにしても、マークされてから施設を破壊するほどの攻撃がなされたと考える方が正しい。地上絵と同じ。衛星観測している何者かに対する座標指定。廃棄衛星やロケット弾のようなものを高いところから落としたような痕跡だった。

考えてみれば強力な虫憑きが現れたのが廃棄の決定した中古施設だという話がうますぎるのだ。公費をかけ、製造元も設計ミスが許されない最新式の設備の方で虫憑きの事件が起きたとしたら。虫憑きに関する部分はもちろんインフラへの信頼を損ねかねない情報も可能なら隠滅しようとするのでないか。特環の力でも限界があるし、組織全体の陰謀でなく、一職員の極一部の個人行動だとしたら隠しきれない。調査されたらばれてしまう。だったらー調査しても何もないところを調べさせてお墨付きをもらえばいい、ということか。
恐らくは空間移動系の能力。とある魔術の禁書目録の結標を連想させる特徴の持ち主として佐藤陽子が現れたのだろう。でも恐らく偽物。インチキ霊能力者のようなトリックがあったのだろう、物体消失トリックじみたマーキングだ。
その人物は本来むしばねやハルキヨ、在野に属する人物で、特環に協力しているのを気づかれたら不味い。だから特環の依頼だろうと目撃した下級職員たちは口封じされたのだろう。
多分今変電所跡地と見られているのはそうじゃない。本物の跡地は巨大な砲撃か、数十人からなる雑魚によって細々と削っていったのか不明だが。始めに壊されたのだろう。そして何らかの手段か、数十人からなる運び屋が細々した部品を運び込んだのか、けちのついた本物の地中式発電所を引っ越しした。後は二つ目の新品の発電所を持ってくればいい。
その運び屋達は不法投棄を行ったということだろう。
謎は結構残るが。廃材として運営資金に当てるつもりだったのだろうか。でも、漏電や電気実験後の異常な磁場パターンの記録は残った、のだろう。
とか推理してみました。

全国に三桁単位で存在する特環職員が持つゴーグルを見て、薬屋大助の名前が出てくるのは、ゴーグルの管理番号がわかる存在くらいだろう。見えないインクで名前が書いてあるのか。
この大助、かなり性格があれです。「一体何なんだここは」「そんな服着るんだよ」「ベッドをいつまでも占領しているのも不味いし」→便利屋があるのは、駅前通りの果て、人通りやネオンがまばらになる奥地。空室が目立つ、壁にヒビが入っているような、エレベーターが止まり照明が点滅しているような雑居ビルにあった。中は高価な調度品で飾られ、一方で所長がきらりだと分かると去っていく客もいた店。
大助ががっかりなのか、クローゼットの中身をきらりが理解できていないのか。きらりはきらりで意識の覚醒が十分でないのかもしれない。真面目な人間がズレた見方しているだけとは思えない。

河原における爆発を起こせる能力者として、文庫版ムシウタ00のシーエレガンスを使う帽子屋、元西中央支部六号指定がいます。この作品は星や稲妻の髪飾り、髪染め。頭に装飾品を着けた奴が多いし。ロッコの方が大事なのか、本当にその能力による爆発かは不明だが、河原で大助が戦ったのが帽子屋の蘇生者だとすると色々説明つきます。