ムシウタ bug八巻

トゥルーエンドまではもうちょっと。後の時代に語られる理由以上に、大食いと一玖への攻略がうまくいっていないことが原因か。
「そっちはそっちで勝手にやれ。過去を今に引っ張り出すんじゃねえ」って今巻の敵ってそういう奴等ばっかりな気がする。二周目の冒険を強くてニューゲームですか。二年後と今とでスペックデータすり替えていないか。

一玖にしたって当時最先端の蘇生実験結果をトリックにしているとみるより。二年後の世界からタイムトリップしてきたと考える方が自然だ。十一巻前半のミステリーを主人公サイドだけに当て嵌めるべきではない。ドラえもん劇場版二作目の、ドラえもんのび太と大魔境、の先取り約束機みたいな夢をあのとき、きーくんはしていた。
姿を見せない番人らしき虫憑きってー。過去に行っちゃったんじゃ。逆を言えばあの一回で仕止める、ないしは弱体化、拘束すれば後がなくなる。五郎丸や殲滅班のように初手から最高のユニットをぶつけ続けるプレイヤーは、先取り約束機のような手段を用いると後がなくなってしまう。

一玖の秘密について。
十二巻が作中で一番、八巻が二番目に真実に近づいていると考えます。十一巻は、寧ろミスリード
私の結論は何か。ムシウタの枠を越えて、何らかの形でとある魔術の禁書目録の原典の、禁じられた知識を運用しているのではないかということ。→個人的な分析では中国の道術の尸解法と身代わりの術。西遊妖猿伝の蟲術描写。を実現させる原典スクリプトカンニングのようにあの眼鏡から網膜を通して脳に焼き付けている。

さらには、一玖こそ分離型でありかつ同化型の虫憑きであるのでないかということ。そしてー一玖は実験か偶然の産物か不明だが蘇生者の要素を持っているということ。
十二巻のハルキヨの勘→魅車八重子、当時は参加してなかったはずのCによる欠落者の蘇生実験、死体を操る浸父、いくら探しても見つからない番人足り得る虫憑き。「ヒントどころでなく答えは目の前にあったのだ」という回想。+番人は二人ペアだったということ。
恐らく、目の前にいたのはハルキヨの、じゃない。かっこうの、だ。
番人の一人は多分まいまい。Cを小娘呼ばわりできる情報班員。さらに片眼に眼帯をつけている理由が、実験の副作用である眼が黒くなることを隠すためだとすれば納得がいく。寝ているものを無理に起こせば、後遺症が残ってもおかしくない。一玖にしてもサングラスをかけている本当の理由が眼の色だとすれば蘇生者ということになる。と、言うか私の考えるディオレストイ像をかなりの精度で再現している。頭ふらふらさせそうだし。これでカッパを着て棒を持てば完璧だ。
もう一人はー大蔵倭、兜でないなら石巻支部長補佐官だと推測される。番人の一人は姿を見せない遠隔補助型として、もう一人は直接壁になる前衛職。虫憑きってところに引っ掛けを作っているのだと感じる。ひょっとしたら変装用の着ぐるみを他人に貸し出せる能力者が存在するのかもしれない。
というか、一玖君隆の役こそまさに番人なのではないか。倒しにくく、いつまでも分身が無限ポップする。近づいて本体をボコらなきゃ話が進まないのに、一定の距離以上詰められないし、てこずる間に騒ぎを聞き付けた応援が捕縛に来る。映画 ハムナプトラを見るまでもなく拠点防衛用にとても適切な能力だ。
とあるでも原典は禁じ手だがー土御門元春のような、刺突殺断というわざわざ反則技メインで構成した我流の使い手であれば不思議はない。
というか同化型の紋様は原典のレリーフや碑文なのではないだろうか。それなら「諦めろ。俺たちは殺せねえよ」という台詞も合点がいく。原典は殺しようがない上に、エネルギー切れを狙おうにも、勝手に大地からエネルギーを吸い上げて生成して、状況に適応する。イマジンブレイカーがなければきついがー多分一玖の原典の処理できない波長のエネルギーを流すとか、脳に式を入れているサングラスの光線を認識できないよう焼き潰す、偽物をばらまく眩惑ビームを一玖の眼に浴びせる、サングラスを術を解除する式のかかれたものにすり替えて眼に焼き付けさせる。とかするとうまくいくだろう。まいまいと連携しているなら、電波をシャットダウンするジャミングに弱いかもね。照が苦手なはず。ーー三巻での青播磨島殲滅作戦が三匹目でなく、原典の焼却目的だとすればーあるいはムシウタの世界以外の記憶であるとすれば。原典を抹消する必要性を改めて感じさせられる。必要悪の教会の一派であればそれくらいやるかもしれない。
魔女やマーカー使いの力も魔導書由来であると考えれば、集合知の力として納得できる。ハルキヨやかっこうのように模様にしても効果あるのか。
ただそれならー同化型の虫の模様を分離型の虫の体表に転写、ペイントしても効果が出ると言うことになる。
分離型の虫、または軍事訓練を施したペットに同化型の虫を同化させる寄生関係も想定される。レンタルや交換というケースもあるか。薬屋大助と杏本詩歌のような恋人同士だったらー。相方の虫の取り柄を「場違いに照れた様子で」自慢したりもするかもしれない。「私の虫は何も出来ないから」ってかっこうむしのことかもしれない。
ところで、同化型であり分離型である虫憑きって、自分の体内に中核となる司令塔を隠したまま兵隊を繰り出すことってできるのだろうか。あるいは虫の体と人間の体で、中核となる心臓や魂を交換することはできるのだろうか。
一人で、自分の虫と他人の虫の複数持っているやつが、他人Aの虫の蘇生医療を能力とする虫を装備品や上空の衛星に偽装させて、他人Bの兵隊を延々と繰り出すことが出来るとすれば物凄い脅威となる。
八巻でしぇらが言っていた理論、死の瞬間に自分の身体を全て媒体で作り替え補えれば、一回だけ死ねるということになるのでないか。その極限がfateのアーチャーの投影能力な訳だけど。
むしろ生体間移植医療技術の方が利便性が高いと感じる。人に移植できるのは人の臓器だけでない。適切な医療の上でも完全な代用品にならないそうだが、人対人移植までの繋ぎとして動物の臓器を用いる手段があるらしい。変身、擬態能力がある虫を正常な器官、身体の代用品に用いれば。
しかもその理論であればモルフォチョウのように本来の宿主が死亡、または昏睡している場合であっても、不死の虫憑きが宿主の双子の兄弟に化けることでその虫を引き継ぐことが可能になるのではないか。
さらに、臓器移植の話であれば、あるいは虫憑きの臓器を移植された人物が臓器の前の持ち主の虫に指示を出せるようになるかもしれないけれど。
関係があるかはともかく、とある科学の超電磁砲、大星覇祭編、七ー九巻は傑作な上に、この仮説に近い話題で考えさせられるので、是非読んでみてください。「大切な人は、あなたの胸の中で今も生きています」。移植がテーマの創作物のキャッチコピーです。
あの作品でも心不全なんですね。個人的に、佐天涙子姫神秋沙はクローンの姉妹か、違う時代の母娘でないかと疑っています。佐天涙子がシステムスキャンで「あなたは開発しても無駄です」と言われるのはー遺伝子検査、遺伝子診断の段階で将来かかると予測される死病が分かっているからではないか。研究成果に値するカリキュラムを終える前に想定寿命がつきると予想される故に、断られるのかも。ってこの漫画を読んで考えさせられました。