ムシウタ十巻 カノンの属性は七十二柱の第五位アマイモン。烏の頭をした人間、青い肌に化け、狼の姿で、口から炎を吐くと言う。カノンの咆哮もそれに由来するんだろう。残り五名のオカルトもそれぞれの事情に関連していると見ます。と砂小坂純のペアでゴーレムと蟷螂坂。詩歌と海老名夕のペアで殺生石のオサキ+牛蒡種+白蔵主とニンフ、ニュンペーか。ニンフは紫外線と蛍光体、蛍光顔料を操る能力かな。司書がなぜ全く同じ包装の本に囲まれて困らないのかの回答

ムシウタ十巻 カノンの属性は七十二柱の第五位アマイモン。過去と未来のことを語り、人々の不和を仲直りさせる。烏の頭をした人間、青い肌の人に化けると言う。蛇の尾をした狼の姿で、口から炎を吐くと言う。カノンの咆哮もそれに由来するんだろう。大助と砂小坂純のペアでゴーレムと蟷螂坂。詩歌と海老名夕のペアで殺生石のオサキ+牛蒡種とニンフ、か。ニンフは紫外線と蛍光体、蛍光顔料を操る能力かな。司書がなぜ全く同じ包装の本に囲まれて困らないのかの回答。
ー話が上手すぎる。日常の中にふとしたきっかけから一般人が虫の世界に関わっていくー夕や陽子の運命は、奇跡のような偶然が重なって出来るストーリーだが、もしもそれが仕組まれていたら?夢を作る側にもドラマがあります。これはそういう手品の物語

話が上手すぎる。日常の中にふとしたきっかけから一般人が虫の世界に関わっていくー夕や陽子、きらり、かなた、アンネ、ツカサ、摩理の運命は奇跡のような偶然が重なって出来るストーリーですしかし。もしもそれが秘密結社の酪農家、養殖業者に仕組まれていたら?夢を見るのは思春期の少年少女、しかし夢を作る側にもドラマがあります。「やりすぎではないかね」「あの老人はー」「悪党になりきる」こういうことをいう奴が携わっているのでしょう。
本作はそういう手品を楽しむ物語。

さて、キャスティングについて。プロローグを読んでいてもっとも聖者に適しているのは蝦名夕だと思います。
そしてー嘘吐きに向いているのは鮎川千晴のアリアでしょう。とある科学の一方通行を読めばもうちょっとわかるでしょう。
同じ側にレギュラーキャラがいない時点で、運命そのままの展開から離れるのは当然だったのかもしれません。

騙す→化かす→たぶらかす。女狐の話をしましょう。
妖怪もので有名なのは九尾の狐。しかし日本版での玉藻前は、さほど悪事をせず正体がばれただけで追い詰められる逸話の持ち主です。これは今の虫憑き達と同じでしょう。
脅威となるのは石化して殺生石になってから。それも玄翁和尚に砕かれ全国に散っていきました。分散して弱体化してそれぞれの地で妖怪になったといいます。一番それっぽいのは群馬県のオサキ狐である。ディオレストイの欠片も殺生石同様の扱いをされている気がします。

さて、スノウフライの属性とは何か。雪ではない。蛍雪としてのライト、灯台ーランタンでしょう。恐らくは狐火の延長。
詩歌自身の目に煌めきがあるとされていました。恐らくは憑き物、牛蒡種の邪視としての性格。
狐火から殺生石の性質を呼び起こして、毒ー正浸透と逆浸透の体液干渉を起こしているのでしょう。石化しているやつは何も出来ません。司書も、虫を起動している間は自分の体を起こすことさえ出来ないと言っていました。こっくりさんなどの霊媒に起きる症状。金縛りに似たトランス状態にあるということでしょう。
殺生石は硫酸ガスや硫化水素を吐くということだがー虫憑きとしての能力は邪視以外では夜光ー燐光であると考えます。硫化亜鉛も夜光塗料であるりますし。
虫としてはダイトウヒメハルゼミでしょう。ダイトウ→ライトで。
個人的にはどこかでやっつけられて、やっつけられた場所へ能力を残している存在だと考えます。
また、白蔵主の逸話から、倒した相手になり代わり劇中の応対をする性格だと見ます。古明地さとりにせよ本物の地霊殿(ちれいでん+め→い、め、ちでち→うめちでち→埋め立て地)の主か怪しい気がします。

詩歌自身はどんな脅威か。胸を気にしたり、三巻で真顔になる描写から、ニンフ、ニュンペーではないかと考えます。海老名夕の名もえびな→ななび→に、ん、び→ニンフ。または、なゆうなび→にゆんび→ニュンペーになる。

薬屋大助はどうなのか。風使い→エンジンの空気燃焼を操作する能力者と見ます。
七巻で登場した蟷螂はかまいたちの蟷螂坂ー大雪で圧死した蟷螂の説でしょう。かまいたちはイタチの妖怪とされることが多いが、「見えない」空気の魔物とする見方もあります。そう、このはのように。ただしシリーズを見ている限り国産でない可能性があります。西洋のシルフでないでしょうか。シルフは本来は魂を持たないが、人間に恋をすると魂が宿り、不死を得ると言います。ソードワールドシリーズのウインドカッターなど。刃物を使うのが得意そうな分、恋人にはヤンデレて見えるでしょう。
妖怪とするなら、鱗のような円盤を用いるボクサーカマキリだろう。武芸への適正、動体視力と血液のリズムを捉える力が高い虫でしょう。カマキリは拝み虫や夢魔など魔術系に見られることも多いですが、ー十一巻を見る限り接近戦に向いてそうです。

砂小坂純はどうだったのか。ハレンシスと同じような重量級の虫憑きになっただろう存在に見ます。そういう意味で「足手まとい」のノームやゴーレムを用いただろうと見ます。ゴーレムも氏神としてのものもありますし。

墓守りは守宮(妖怪)が手足についていそうですが。

bug編のハンターと不死者の正規キャストはこいつらのことでないでしょうか。
ボクサーカマキリとダイトウヒメハルゼミ。七巻と八巻で出てきそうな脅威です。
でも、確かに輝いていた日常がある存在のはずです。

女狐のところから本巻の話題から脱線してしまいました。
あと、偽物と本物が入れ替わっているって辺り、かなかなの評判の由来でもあります。感知能力が高すぎるゆえによく悲鳴をあげる存在ー戦っているところを見たことない存在であれば雑魚扱いするんでしょうけどー殺傷性高いですよ?「かなかな」と「あかおに」の表記を見間違えるやつは、多分「まいまい」と「門ま真琴」でも勘違いするんでしょう。
本作はbug編が好きな方にオススメの商品です。サイハテの救世主とも合わせて読んでみてください。
そっちでは案外佳織×みみのペアになるかもしれません。