東方輝針城の、力の法則性 植物と保水性に関わるステージばかりである。さらにムシウタを憑喪神宿りのシャーマンファイトと考えるならー老人のディオレストイは鬼人か

東方輝針城のステージはステージ4で。輝針城の中に入るまでは
1.妖精の湖
2.人里近くの水路
3.迷いの竹林、が舞台となる。
そんでもってどうやって打出の小槌の魔力が幻想郷中に散布されたかというと、ステージEXの舞台である上空の雲中が答え。
東方輝針城東方花映塚の延長線上にあるシナリオである。あのときは外の世界の霊が生花に宿った。今回は保水能力がある植物の、植物水分と植物由来の製品を媒介に、生き物の養分に変わったのだろう。精霊力でいえば、属性は水と木、音ー空気振動としての木霊ー声。

説明に入ろう。まず、小槌の魔力は生物中の体液中水分に作用するものと考察される。小槌の魔力で染められた水も水循環の枠内に入る。段取りで言うと、一ヶ所から上昇気流にのって気化した水分が雲全体に入り込み、雨になって幻想郷全体に降り注がれる。その雨は湖や水路、保水能力がある保水林に貯められ、そこにすむ生き物に作用する。多分、進化や変身に強い魔力。それも、芸事のタレント性や音楽と振動の創造性に強い進化をもたらす力だ。

単独行動の妖怪の動きが活発化したのはー妙針丸の性格によるものである。タレント性が強いんだ。芸能人は、軍事集団よりも集団行動に向いていないし人数も少ない。イメージだ。マイナーな実力者の、メジャーデビューしたいという願望を増幅した結果だろう。押さえ込まれていた、発言権と権威に対する渇きを刺激したのだ。ー結局妙針丸はミスティアメディスンの力を引き出しているような存在。ミスティア・ローレライじゃあ音楽ー娯楽、アミューズメント産業系の振興に似た、知名度・人気度・権威数値における弱者に力を与える法則性が出てしまっている。
ーつーか人魚ーアマビエー予知能力者。ろくろ首ー中国の犬神ー蠱毒の猫鬼ー使い魔を媒介にした精神感応能力者。人狼ー死刑囚の皮から作ったベルトの話から、魔女術の使い手ー変身能力者。
小泉八雲が虫の研究ー蝶の論文で中国の荘周の夢ー生き霊に触れているが。メジャーな存在が切り口を新たに新ネタに挑戦しているのである。
憑喪神で楽器系ーと電光を伴うメディアの道具が多かったように。鳴き声や歌、花火のような騒音を武器にしている、群衆の関心を集める芸能を媒介に魔力を広める力がある連中への効力が強い。

Exボスの雷鼓ムシウタの七星にやらせたいキャラだ。恐らく秘密は木魚達磨。でもそれを、放送機器のスピーカーのように、イオン化させた水分を膨張させて鳴らせているのだろう。水と音と樹。雷鼓もその力を受けている。

ー鬼人の思想が伝染したからではないだろう。アイテム、祭器を媒介にした力であれば寧ろ集団で役割分業できる余地のある小グループのトップが強くなる。あるときまでは個体の力が伸びない弱小勢力であろうと。強力な武器で武装し、複数人で行使した方が強い。軍備を拡張するに必要なのはユニークな能力でなく、ベーシックなアイテムである。
単独行動の妖怪に作用する以上、弱小勢力の連合による一代勢力の旗揚げではなく、メジャーデビューを図る連中の群雄割拠が成立するだけだろう。
寧ろ集団内の使えない連中を作戦要員に代える、本人が直接戦闘に強いわけでは無いけど、戦える存在を増やせる二ツ岩マミゾウの方が鬼人正邪の求める人材だろう。一人の教官ー創始者から始まって高弟たる直系の師範代が育ち、彼らがさらに弟子を育て派生していく。道場の流派のように弱い者に力を与えられる存在だ。ムシウタの獅子堂狗子はー強力な個体、作品にこだわりすぎて組織集団としての
価値に関心がなかったけどね。