ムシウタショートストーリー とテロップ

ムシウタショートストーリー 推理劇

プロット
赤瀬川七那と鬼道ツカサ
もし鬼道ツカサのユウレイグモの力が、本人の信用以上に弱いものであったら。
なぜ七那は常に移動に車を用い、車内でアルコールを飲んでいるのか。
「困っていたら助けてくれるんですよね。」この言葉がツカサの最後の後も関係者の人生を縛っていたとするなら。


シナリオ。赤瀬川七那に向けて探偵役が。
「赤瀬川七那。事故の後遺症の具合は如何ですか。」
ー七那。しらばっくれた上でなめた口を聞くなと怒る。「私がおかしく見える、と。」
「ならばなぜ酒を楽しまないのにアルコールを手放さないんです。あなたが酔い続けているのは、痛みと不具合を誤魔化すためだ。
当たり前のことだが、どんなにその車が超高級車で、そちらの運転手さんの腕がずば抜けていても。走行中の車内で飲酒を続ければ車酔いを招かないはずがない。それにワインの飲み方としても、常に揺れと振動にさらされる車中に控えているワインが劣化にさらされないわけがない。酒が好きな人間は、習慣になるほどそんなことを続けない。
別な理由、医療目的でアルコールをたしなんでいるからだ。」
七那、そんなのは自分の勝手だと食い下がる。変な妄想はやめろ、仮にあんたが言う通りだとしたらどんな不調だ、とくる。
「恐らくは事故の衝撃による脳打撲、が原因の脳障害。大勢の目にさらされるあなたが隠し通していることから外傷はないのでしょう。しかし、傷らしい傷は見つからないのに、痛みや不快感にさらされている部分があるように感じるはずだ。幻肢痛のように付きまとう。それに、あなた自身に何故だか分からなくなるくらいに、感情を抑えきれず行動がエスカレートしていくケースに覚えがあるはず。感情の制御に支障が生じている。そして何より、歩行時の平衡感覚に不調が出ている。あなたが車を多用する理由はそれだ。大食いに出会う前のあなたにまだ自覚症状はなかったのでしょう。だからクロシィと一緒にいろんなところに赴いたことを快く回想できた。猫を連れて町を巡る間は、車でなく徒歩であったはず。
でも、事故の後地元に帰った頃に、何らかのトラブルでー変電所跡の隕石墜落事故とかで傷が開いた。その後から自分の足で動く際に不具合が起きるようになった。その杖にしても、アクセサリーではなく実用品として用意しているものでしょう。」
さらに、原作の流れを破って事故の時のこととツカサまで解説する。
「そもそも一之黒アリスが見た魔法使いさんの記憶は全てユウレイグモを媒介している。あの虫に都合のよいように美化した記録作品を見せられていたとしたなら。」
「トラックがタワーに突っ込む襲撃事件の時に、あなたはなぜ気絶していた。あそこですぐに目を覚ましていればツカサさんがどうなったのか見つけることもできたはずなんだ。しかし、衣服を除いて傷らしい傷はつかなかった、衝撃のダメージが全て別なところに逃げて、視覚的に驚いただけですんだはずのあなたは、しかしすぐには気絶から覚めなかった。ー多分、あのユウレイグモが短時間の上で移動させられるダメージ量には限度があった。」
「魔法使いさんは自分の力は魔法だ、と言っていたが、結局手品か幻覚でしかなかった。多分、襲撃事故の時に魔法使いさんが引き受けられたダメージ量は七那をノーダメージにするには足りない量だった。あくまで表面上ダメージ0であったかのように見せていただけ。表面上の体面、皮膚組織を完璧に繕っていても。一見傷がない場所の内出血は止められなかった。むしろ、周囲が気付くための信号を潰している。体面だけを保つことができる。とあるの土御門元春が持つ肉体再生と同じだ。
「魔法使いさんの記憶では生きるのは自分かご老公か。という賭けに勝利したように描かれていたが。実際は墜落の衝撃を和らげるにはユウレイグモの力は全然足りなかった🌄ならばなぜツカサは生きていたのか。現場の側で会ったハンター。興味を無くして去った振りをして、実際は後をつけた上でタワーから降りるあなたの落下を和らげたんじゃないのか。モルフォチョウの鱗粉による着地を使って(bug一巻の播本純の時のように)。ハンターは生きたくても生きられなかった人間。しかしそんな自分の目の前で嬉々として活きるか死ぬかの博打に挑むしあわせものがいた。その博打を狂わせたくなって、邪魔したとしてもおかしくない。」
「ご老公についてはー花城摩理の死因と同じ。あの高齢で、何らかの病気で療養中だった時に心臓にショックを受ければ、心不全による変死は簡単に起きる。または、すでに死んでいる人物を影武者を立てて利用していた連中が、影武者も奇妙な症状を起こしたために、潮時を見計らってご老公の死を発表したとかだろう。」
「ご老公にしても、七那の両親である娘夫婦の事故を、虫憑きの関与を疑って調べている最中に、トラブルで死んだのでは」


「あなたがそれでも症状を治療しないのは、これを治すべきは魔法使いさんだから。この症状をはじめて打ち明けて治してもらうまで、この症状で困り続ける。そうすればいつかきっと助けに来てくれるとき、もう一度会えるから」
「生きている間に会えるといいですね。この困り事を別な手段で直した後も、生きていれば待ち続けることができるのに。って私は思うのに。」