ムシウタテロップ 高位の特殊型の基礎研究

 一番すごいのはクリスだろう。

航空型で、蜃気楼による迷彩が可能であれば様々な不意討ちが可能。
領域の中であればいくらでも媒体を出せるため、布の下から空気より軽い媒体を気化させれば。飛行船のように。
滞空する領域、羽根を基地局に、空対地の飛び道具を放つことができた。
また、マーカー使いが媒体をラッカー缶に詰めてスプレーするように。戦場の上空全体に滞空する媒体を飛ばして、点を結びネットワークを作る。その綿の雲の中であれば様々な擬態や迷彩、虚像の駆使が可能である。

特殊型は媒体さえあれば遠くからでも発動できる。遍在性の頂点は霞王。
十一巻赤牧市のディオストレイの最終決戦時のように。予め決戦場に定めた場所に通じる、水道網や電力供給網、通信など各種インフラに虫と媒体を循環、常駐させる。ありふれていて、人体に無害なものほどよい。水と風が、隠密理の運搬に一番使える。次に乗り物の塗料や燃料に仕込んで下ろさせるやり方。身近な動物に接着するやり方でもよい。
本来殺傷力に欠ける媒体でも、アルコールや危険物、天然ガス、酸化物、幻覚性体液と組み合わせて戦場で化学実験するようなアプローチが存在する。霞王の爪攻撃はそのままでも強力だ。しかしさらに他の素材を部品に組み込むことで、軍用サイバネティック技術を模した進化形に進めるだろう。

また、銅線を使うとらまる、長谷川美樹は電線の蜘蛛の巣の中全体で感知が可能だった。また、無毒なマーカーを用いて模様をつけた相手を操る能力もあった。模様の位置も感知できただろう。タトゥーシールや赤い染みの血のように。
あしまき、水銀の砂粒を滞空、散布させる砂小坂純は靴底に媒体を付着、接着することでクロビシ市への来訪者を監視できた。あれは本来、一之黒亜梨子がCの代わりにえりぃをやるべきだった。
アリスはマリと「出会ったときからずっと一緒だった。」→さらに「くろしぃは町の色々なところへ私を連れていってくれる」。
マリは、病院用のサンダルに(水銀入り)ボタン電池式の衛星探知型の発信器がついていた。偽物のマリが化けるために。偽物のマリが本物を研究するために、超小型の盗聴器機能があった。靴に盗聴器を仕込む。しかし監視カメラが部屋についていたわけではないので日記に書かれた文章までは分からなかった。
クリスは赤い靴の逸話と、エレメンタルジェレイドネタだ。砂小坂すなか→スニーカー。靴である。
探偵業にとても役立つ。

特殊型の虫は自由自在に形を変える。実態も擬態でき、媒体で作った虫の人形、毛皮の中にくるまることで、さかきはるかの変身能力を実現できる。
一番上手いのは虎丸。モルフォチョウも媒体で作った金属の小鳥。赤瀬川の車に対抗していた。

小鳥の軌道を見ていると、雀酒を飲んだときのような酩酊を起こす。ロッドによる乗っ取りもその類。悪魔の薬のようにアリア同様大切な人がずっとそばに、同居してくれる。