ノーゲームノーライフ6の読み直し リクはミュータントxのブレナン・ビクター・ウェブと同じ電気系能力者だったのではないか。

リクはミュータントxのブレナン・ビクター・ウェブと同様の電気系ミュータントだったと推定する。白も同類じゃないだろうか。
イワンを失ったドワーフの飛行船。あの時、仲間がいて床に耳をつけても大丈夫だったろう状況で、わざわざ指に切り傷をつくって神経を出して状況を探っていた。
振動や音の程度で死角におけるターゲットの様子を探った、とイワンは見ていた。だが、なぜここでイワン視点❓
リクには仲間にさえい言っていない能力があるんだ。そもそも三人チームの指揮官であるリクが、黒灰のある世界で自分から傷をつけて探るのは少しおかしい。アメリカ映画に出れるくらいに、あれだけ用心深すぎるやつが❓

とある魔術のアクセラレーターの下位能力。心電図などで把握される神経電位に関わる電磁的波動じゃないだろうか。字面だけでいうが。細胞内ミトコンドリアを抱える=好気呼吸を行う好気性生物の電子伝達体の電子伝達系が、超能力の域にいっているということじゃないだろうか。いずれにせよ普通の生物の体内電気のレベルを越えた、電気波動系能力によるレーダー探査だろう。
あの時、リクは姿勢を傾けず足を伸ばしたまま床に指をつけた。自分の身長を把握した上で、定規に用いたのだと思う。ゆえに「二十間」等という数字を割り出せたのだろう。
サイコメトラーと較べて、テレメトリー能力とでも呼ぶべきだろうか。あ、遠隔測定法-Wikipediaで出ている。テレビメトリーまたはテレメタリングか。本来の言葉は能力でなく手法のことだね。

実際の地球史において、酸素の増加→光合成生物シアノバクテリア藍藻の発生は三十五億年前で、酸素が行き渡るくらいの藍藻の大繁殖は二十億年前くらいといわれている。
「精霊を活用する精霊回廊を持った生き物」は「好気性呼吸を行う細胞内ミトコンドリアの回路を持った生き物」に対応するのでないか。
嫌気性生物→好気性生物→「精霊回廊を持った魔法の生物」。という段階付けか。世界全体が精霊回廊を持った生態系に変わろうとするなかで、古い好気性生物モデルが、敵わずとも対抗して発露させたのがリクのテレメトリー能力なのだとしたら、とても素敵だ。
「自分達は関知されない。ゆえに存在しない」。人間から見たミュータントやユーマ、グレイに対する印象に近い。元々の別種の生き物でなくて、人間からの突然変異種がフィクションの中で意識していることだと思う。

リクとアレイ、リクとシュヴィのやり取りから見られるように、リクは集落から精霊力反応が見つかることを神経質に警戒していた。アメリカ空軍が森林ゲリラキャンプを見つけるために、電気機器に対して、電磁波走査をしていることが念頭にあったのだろうか。


ただこの件で怖いのは、能力が自然発現したものでなく、誰かにバイオテレメトリー、バイオロギングの目的で取り付けられたものである場合。へヴィーオブジェクトのメガロダイバーがやっていたことの人間版だった場合が怖い。グレイによるキャトルミューティレーションのイメージだ。宇宙人に改造された人間に痣が浮かぶというからな。
心の闇にしまいこむことも含めて、前の集落を焼け出されたときに何かに捕まって、何かされた上で記憶を改竄されて放たれたのだとしたらー。Xファイルで語るべき連中や、とある魔術シリーズの木原一族でもいるのだろうか。
マトリックスの人類たちが仮想現実に生きた上で、体内電気をバッテリーがわりに奪われるためのプラグ改造をされている、のと同じ思想設計だったら救われない。攻殻機動隊などのブレイン・マシン・インターフェイス系の人工神経技術か。

ちなみに、霊骸の成分でからだが溶けるとされているが、完全変態昆虫も自分の体を蛹の中で溶かして作り直す。精霊回廊を持った生き物へ生まれ変わるためには、胎児の段階で行う必要があるのだろうか。鎌池和馬作品の菱神舞や垣根帝督も同じ変化を、成長に取り入れていたのでないか。東方projectのスターサファイアのようなアゲハ蝶も電磁波に反応するとされているし。


なおノーゲーム・ノーライフのリクを実際の国の精神文化で測るとするなら、アメリカです。
公儀→政府系秘密集団、黒服による暗躍。
亡霊→降霊術系のオカルト。ブラヴァッキーなど。
黒灰でおおわれた空→東方緋想天でないなら、マトリックスの人類による太陽光発電人工知能スーパーコンピューターに対する策略。
関知されてはいけない、お猿さん→猿の惑星
心を知りたがる機械→a.i。チューリング・テストに受かる強いai。2001年宇宙の旅。アンドロイドサイエンス。ピノキオなどディズニーも。ピグマリオンコンプレックス
魔法を使う様々な種族たち→終末もの。
リクへの信頼→終末ものの預言者、ビジョナリーに対する思想。シビュラの書とか。
リクによる第一位たちへの印象→クトゥルフ神話

エルフのシンク・ニルヴァレンと会話する際に霊骸を飲んだ上で除染液で中和する場面があったが、あれは染色体異常に対する遺伝子治療だったのでないか。
染色体異常→紫外線やそれよりも刺激が強い放射能によるものではないだろうか。黒灰の雲は高空に赤を貯めて青白い光を下ろす。そんな世界でオゾン層はどうなっているんだろう。役割が逆転しているのでないか。つまり人体に無害な成分を除いて、高い刺激性の光を凝縮し塊を地上に落とす。染色体異常による生物進化を誘発させる装置になっているんじゃないか。
赤外線を遮って紫外線を落とす大気層なんて恐ろしい。光合成植物の生き物はどうやって生き残ったんだろうか。