されど罪人は竜と踊る二巻レメディウスはもともとまがつ式の血縁だったのでないか。そしてウルムン首脳は古の巨人の交流があったのだろう

 レメディウスは「お前の基準で人を図るな」といったり、死んだ筈の状況でも生きていたりと、天才だからでなく。並外れた性能を持つまがつ式と同類だと考えるとしっくり来ることが多い。砂漠の人食い竜という呼び方を好んでいるなら、「人食い竜→鮫サメ」か。インドア派後衛系である筈なのにウムルン程度だろうと前衛の精鋭をあしらえているのは、まがつ式としてのモチーフが運動性能に優れた種族だから。最後の弾頭も河からの発射であった。「お前達の命を僕に捧げてくれ」という名台詞もそのまま、レメディウス自身が二人を取り込んだということか。つまり大まがつ式二体の生贄は兄弟と別人。
 ドーチェッタに捕まったときの「読まれた。まさか」というのもまがつ式に匹敵する演算能力の持ち主、巨人の介入を推察したからか。ドーチェッタの台詞も巨人の思想に向けたものでもあった。