攻略。一方通行のベクトル操作能力の死角について。ハムレットを参照し耳の穴を狙ってみたり

 一方通行のベクトル操作は、「皮膚に触れた力の向きを操る」というもの。皮膚に覆われていない部分、眼球や口内をまず考えてみる。実験前に一方通行の挑んできた有象無象の能力者達も試しただろう。まず目蓋や顎を閉じられて終わる。可能なのは身内、ラストオーダーによる毒殺くらいか。
 閉じられない、皮膚に覆われていない部分として考えられるのは耳。耳孔を通って脳を貫通するルートで射撃すれば一応、通用する筈。
 実験後の修羅場を潜った一方通行に通じるとは思えないが、皮膚に対するベクトル操作能力の持ち主、に対する攻略法としては正しい筈だ。
人体を持っていることが前提なので、ベクトル操作能力を行使する原典、何てものにもやはり通用しないな。

一応撃ったら動く。動いたら撃つ。やり方で自分の撃った弾に当たらないように。変速的な静止衛星からの射的でもいいか。

 ただし原典であれば、五桁のミサカシスターズがあるアプローチを試みれば、防御機構くらいは突破できるかも。ミサカシスターズが全員の攻撃能力を合わせて電撃を放つ、では不可。ミサカシスターズの電波探査能力と交信能力を活用すべき。地磁気を持つこの星の電磁波分布に干渉してはどうか。電磁波を地殻に届かせることによって、地震を誘発することが可能になれば、一気に可能性が高まる。東洋魔術において風水の地脈を探り当てているのもダウジング用の磁石なんだ。能力者が作った人間磁石が、脳波を電波情報に変えて、アクセスしている地球の核にAIM力場干渉を試みれば?テレスティーナ⚫木原⚫ライフラインによるポルターガイスト実験を、原典破壊に応用する技術は確立できるかもしれない。原典は周りの霊脈から防御用の力を取り込んでいるが、その防御に使う魔力の通り道をミサカシスターズがシャットダウンすればどうだろう。一般の手段で原典を潰せるのではないか。

 アクセラレーターの場合、虚数学区と交わるAIM力場の流入を封じたところで、自分自身のAIM力場で動くから、魔術サイド寄りのこんな方法論では通用しそうにないかな。